LED Decrease Light Type Ignition Key-Ring

残光キーリング

ミラー装置購入の方で「こんなんでけへん?。」っという要望がありました。

その方いわく、夜、イグニッションのキー穴を探して「カチャカチャ」キー周辺を突付きまわすそうです。(笑)
私もその方と同様に「突付きまわしている。」状況でした。
確かに、高級車種ではイグニッションキーのフチが光っております。

さて、その方の提案で室内灯の減光システムを利用できないかということで考えてみました。

FITの室内灯の点灯するタイミングと動作ってものすごく考えられてると思いません?。
まずロック解除で点灯し、乗り込んでイグニッションキー”ON”からしばらくすると徐々に暗くなっていき消灯します。
クルマから降りる時もエンジンキーを抜くと点灯し、ドアロックして徐々に消灯していきます。
ものすごく”高級車”って感じ。
この室内灯のタイミングと動作を真似てイグニッションキー周りの照明を作ってみました。
っていってもまったく同じシステムです。

  • 材料
材料。

直径3mmの青色LEDと10mAの定電流ダイオード
3mm角の透明アクリル棒?。

LEDの定格電流が20mAなので、20mAの定電流ダイオードがあれば1つでいいですが、ポン橋になかったので10mAを並列で使っています。

  • 回路図
回路図

LEDを直列に繋いで、10mAの定電流ダイオードを並列に繋いでいます。
LEDは足の長い方(アノード)から電流が入り発光します。
定電流ダイオードは帯の無いほうをLED側へ接続。
間違って使用すると、メーターASSYこわれます。
黄色の矢印が電流の向きです。

抵抗を使用して12Vを3.3Vまで落とすやり方もあるのですが、何オームの抵抗を使用するかLEDの数から計算しないといけないし、クルマのバッテリー電圧は不安定なので、定電流ダイオードで電流制限してやる方がはるかに簡単。
でもこちらの方がはるかに高価ですが。

  • 加工
マラバルのブラックペッパー。

3mm角のアクリル棒をキーシリンダーのフチの大きさに丸めます。
キーシリンダーの直径は38ハイです。

家中の物をノギスを持って測って回り、やっと見つけたのが「マラバルのブラックペッパー」でした。
このビンは39ハイですが、まあ良しとしよう。

リング。

アクリル棒をガスコンロで炙り、ビンに巻きつけます。
アクリルは約180度で柔らかくなるので焼けどには注意してください。

この整形が一番難しかったです。
5セットほど失敗しました。

表面研磨。

矢印の面(表側)を紙ヤスリなどをかけて光沢を無くします。

透明のままだと光が表面に出てこないためです。

表面光沢。

矢印の部分からLEDの光をアクリル棒の中へ注入しますので、この部分は極細のコンパウンドなどで磨いて光沢を出します。

この1口へ1個のLEDを付けます。
2口ですからダブルで。

点灯試験。

左が1口仕様、右が上記の2口仕様です。

試作の1口仕様では綺麗にエンドまで光がまわりませんでした。

ハンダ付け。

LEDは直列に、マイナス側に定電流ダーオードを並列に印の無い方を繋げています。
赤線から電気が入り、黒線の方へ流れます。

出口の定電流ダイオードで20mAに電流を抑えます。
使用しているLEDは定格電流20mAです。
ちなみに3000mcdです。1000mcd以上は超高輝度LEDと表記されます。

絶縁・固定。

各ラインを絶縁して、まとめて熱収縮チューブで覆っています。

  • 車体側取り付け
取り付け。

リングをキーシリンダーに取り付けます。
そのままではリングが奥に入り込んでしまうので、奥にタイラップを巻きつけてから取り付けました。

このタイラップの幅がちょうどよかったので、リング面とキー面がツライチです。

20ピンAカプラ12番ピン。

メーターASSYに接続されている3つのコネクターのうちの20ピンAカプラの12番・緑/赤ラインに上図で作成した黒色ラインをエレクトリタップで接続。

12番はマイナスアウトプットで、室内灯の減光システムラインです。

P.S.
この場所より簡単に接続できるところがあります。
LED減光タイプ・フットライト 」参照。

20ピンAカプラ1番ピン。

同じく20ピンAカプラの1番ピン・白/赤ラインは常時電源で、このラインが室内灯への電源供給ラインです。

1番ピン・白/赤ラインに上図で作成した赤ラインをエレクトリタップで接続。

回路図1

室内灯(インテリアライト)の回路図です。

回路図2

エントリライト コントロールシステムのカプラのピンアサインです。

回路図3

カプラの説明です。

穴広げ。

ハンドルコラムカバーの穴を片側3mmほど広げます。
後は元どうりに戻して完了です。

ちなみにキーシリンダーとコラムの穴には多少隙間が開いていますので、光りが出てきます。
コラムカバーに加工をしたくない場合はそのまま装着してもOKです。

  • 完成です。
完成1。

室内灯の点灯するタイミングと動作と連動しております。

使用している青色LEDの光が強いので、昼間でもこの通り。
リングのツライチ度も完璧。

完成2。

夜はさすがに目立ちます。

LEDを使用しているので、減光加減は途中からスパっと消灯します。
セキュリティーの点滅をこれにくっつけても面白いかも。

夜間のキー差込が楽になりました。
光が強いので、あたり一面真っ青です。
今回、アクリル棒をリング状に曲げるのが一番難しかったです。
内径38ハイぐらいの円柱パイプがあれば、そちらを使用したほうがはるかに簡単に製作できます。

 

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