|
ヘッドライトをツメを外しバラバラにします。
この時期は暖かいからなのか隙間のシール剤は柔らかく、いとも簡単に外れます。
このリフレクターの形に合わせて基板を切り出します。 |
|
切り出した基板です。
鉄のこでギコギコ、ヤスリでシコシコです。
角のバリもとって手触り良く。(笑) |
|
基板の表側(銅箔の無いほう。)に鏡面カッティングシートを貼ってリフレクターの役目を持たせてみました。
LEDの裏から漏れる光やヘッドライトのレンズ面に反射した光を再度反射させ、少しでも光を有効に活用するためです。 |
|
「LEDルームライト」でも書きましたが、このカッティングは導通がありませんでした。
ですので、ブスブスLEDを刺してもショートせず大丈夫。
ほんとは電圧の割り振りで合計20発使用したかったのですが、配置がイビツになり19発で。 |
|
自分で作っておいてですがさすがに圧巻ですね。(笑)
信号機みたいです。
接続はLED5発直列に並列の10mA定電流ダイオードをさらに直列で4系統です。
うち、1系統は4発に定電流ダイオードです。 |
|
2.1V(LED)x 5発 + 3.8V(10mA定電流)= 14.3V
10mA定電流ダイオードはそれ自身に3.8Vの電圧が掛かったときにようやく10mA流します。
(石塚電子サイトにカタログがあります。)
エンジンが掛かっているときのバッテリー電圧は約14V近辺だったので、無駄なく電圧を使う場合は今回はこの個数がベストでしょうか。 |
ヘッドライト内には湿気がありますので、一応基板裏面にクリアを吹いて水分から保護してみました。
LED、定電流ダイオードなどははんだ付けの際の熱に弱いのでリード根元からの長さ等が
記述されていますが、私は本体ぎりぎりまではんだ付けしています。
ほんとはもちろん守りましょう。(笑) |
|
こちらもフチの部分に鏡面カッティングシートを貼りました。
効果があるかどうか分かりませんが、やっていて損は無し。 |
|
こんな感じで取り付けます。
よく見るとベースにはフチがあるんですが、これがぴったり。
ズレなどないのでありがたいです。
私はグルーガンで固定しました。
ベースに細工はしていませんので、ノーマルに戻すときはグルーガンの接着剤をカッターなどで剥がせばいいだけです。
簡単に取れます。 |
|
表がわはこんな感じです。
インパクトはありますが普段は隠れているので・・・。 |
|
ノーマルのウィンカーソケットに差し込むプラグを作成。
電球の代わりにこのプラグを差し込みます。
基板の表側どうしを接着剤で貼りあわせ、ソケットのピンに当たるところにパターンを這わせます。 |
|
組み付け終了。
あとはノーマルのウィンカーソケットを差し込んで終了です。 |
|
よく見ると確認できるDIYで傍目からは全然目立ちません。(泣)
ヘッドライトのレンズカットで光が拡散してくれます。 |
|
点灯チェック。 |
電球をLEDに変更することによりウィンカーの点滅速度は倍ほど早くなります。
既存の電球は21W球が使用されています。
今回のLEDへの変更で消費電力は単純に一つあたり定格計算で0.96Wです。
ウィンカーの球切れをドライバーに知らせる意味合いもあり、電球の消費電力とウィンカーフラッシャーリレーの間には密接な関係があります。
今回、ハザード点滅では通常の点滅間隔だったのが、方向指示にすると点滅間隔がノーマルの倍近い速さになりました。
LED化に伴い消費電力が減少したので、フラッシャーリレーに使用されている内部コンデンサーと抵抗の値を変更してやる必要があります。
今後、フル化を考えていますのでこのままでは点灯しっぱなしになる可能性が十分あります。
点滅間隔が早ければ第3者に対し心理的効果があるようですが、やはりノーマルの点滅間隔にしたいので、できるだけ劇的改造を施さず対策可能か考えてみます。
ということでこちら。「ノーマル電球・LEDウィンカー対応、Blink
Interval Adjustable Flasher Relay」。
*ハイフラッシャー化を簡単に改善できる方法。
セメント抵抗(白い角柱型のでかい抵抗。)を用いてLED化に伴う消費電力の消費不足を解消する方法があります。(笑)
消費電力の消費不足分の電力を熱に換えてしまう方法です。
抵抗を用いたこの方法ではものすごく熱くなりますので普通の抵抗では焼ききれてしまうため、セメント抵抗を使用します。
まあ、せっかくLED仕様にしても消費電力削減にはなりませんが、一番手っ取り早い方法です。