SHARK ATTACK
by JE DESIGN

SHARK ATTACK

JE DESIGN :www.je-design.de

VW・AUDI・SEATのドレスアップ手がけるドイツのチューナーズブランド。
エンジンチューニング等のハードチューニングは手がけていませんが、エアロ・ホイル等の外装パーツはここ数年くらいで人気が急上昇です。(旧型ポロのスタイルはコンパクトカーではバツグンにかっこよかった。)
また、ホイルはなかなか手に入らない模様。
(フィットに履けるサイズもあるんですが、ヨ〜ロピショップで陳列されているのは見たことがありません。しかもここのホイルはなぜか高いんです。)

私的には3流アイテムと見ていたこの「SHARK ATTACK」ですが、あのJE DESIGNがプロデュースしているということで思わず購入してしまいました。
アンテナの土台隠しにも使えるこのアイテムですが、ルーフのリアにアンテナが付いているヨーロッパ車には見栄えがいいですが、フィットはルーフのフロントにアンテナがあるので土台隠しには使えません。
(屋根の前に取り付けたらサメの背びれには見えないですし・・・。)

とりあえず色をボディー同色に塗ってルーフのリアに取り付けようと思いましたが、ポン付けではあまりにも芸がないのでハイマウントストップランプを埋め込み、実用的要素を兼ねてみました。
これでミーハー魂もりもりの3流アイテムからの脱皮ができます。(笑)

  • 素材
SHARK ATTACK

ネーミングが「SHARK ATTACK」って。
「サメの襲撃」って商品名は日本では寒がられると思いますが・・・。

新型BMWの7シリーズの屋根にもこれの小型版みたいなのが付いていたと思います。
あちらは何かのアンテナですが。

LEDタイプ ハイマウントストップランプ。

LEDタイプの薄型ハイマウントストップランプ。

中古品を頂いてきました。
現在、バックス等の量販店では扱っているところが激減しています。
なんでも、最近のクルマはメーカー標準でハイマウントストップランプが取り付けられているので、あえて置いていないそうですね。

  • 加工
分解。

ストップランプを分解。

一番欲しかったのはこのレンズ部分です。

LED部。

ストップランプのLEDです。

抵抗で電圧調整しています。
ちなみに4個のLEDで1組になっていました。

穴あけ加工。

レンズをこのSHARK ATTACKの後ろ部分に埋め込みます。

縦型ってハイマウントストップランプの効果はあまり期待できないでしょうね。(笑)

段差が気になる。

結構うまいこと加工できましたが、隙間が・・・。

あと、レンズと土台の段差も気になります。

パテ埋め整形。

ということで、パテ埋めして整形しました。

これでますます「ええんちう〜。」ってな感じです。
あとは下地・シルバー・クリアを吹いて完了。

LED載せ換え。

LEDは新たに付け替えます。
TLSH20TP 2.0V 20mA 11000mcd
合計8個使用。

赤色5ハイでかなり明るいです。
4個1系統で2系統、それを1系統に15mA定電流ダイオードを並列で使用し標準定格電流以上の30mAを流してみました。
最大電流は50mAですので、なんとか大丈夫かな。(笑)
ハイマウントとしてとにかく明るさが欲しかったので。

LED載せ換え。

お役御免の旧LED。

30mAのオーバードライブでデータシートを確認すると、
11000mcd が 約17000mcd ぐらいにアップしています。
ちなみに最大定格いっぱいいっぱいの 50mA流すと約25000mcd ぐらいです。
CPUのクロックアップみたいで嵌りそうです。(笑)

完成。

完成。

SHARK ATTACK & Hi - Mount Stoplamp

  • 取り付け
カプラ配置図。

リアゲート内のカプラ配置図。

これにはハイマウントストップランプ用の配線が記述されていますが、実際には配線は存在していません。
JAZZや近々の義務化に配慮したものでしょう。

ぬか喜びになってしまいました。
ですので配線を引き回します。

切れ込みは極力少なめに。

配線はウォッシャーチューブのところからリアゲート内に入れ込み這わせました。

ゴムの切れ込みは少なめに。
結構雨水がかかる場所なので、水が侵入してしまいます。
防水のコーキングもすれば完璧ですが、いちいちこの為だけに購入するのもなんですからねぇ。
ぶかぶかにしてしまった場合はきっちりコーキングしたほうが無難です。
ほんとに水がかかりまくる場所ですので。

ゲート内を這わせます。

そこからゲート内を這わせ、車体側へ持っていきます。

長めの盆栽用アルミ製針金を使って配線を引っ張りました。
結構、家にある何かが役にたちますね。

確認確認。

リアゲートとボディーとを繋いでいるチューブ内を通します。

このチューブを再度取り付けるときはくどいほど確認してしっかりと。
そうしないとリアゲートやボディーに雨水が侵入し余計なサビの原因になります。

出てきた。 車体側はここに出てきます。
配線接続場所。

車体側からのカプラーにはハイマウント用の配線(白/黒で細い方)が来ています。

リアゲート側からのカプラーは端子が抜かれています。
マイナスは適当にボディーアースでもいいですし、カプラの黒線がGNDに落ちているのでそれに接続してもいいです。
でも、熱線やリアワイパーモーター等のGNDと共用しているためにかなり太い配線ですので、タップで接続するときは中の芯線をキズつけないように使用サイズに気をつけましょう。
ヘタすると燃えますよ〜。

接続完了。

こんな感じで取り付けました。

あとは配線がブラブラしないようにタイラップ等で配線処理して完了です。

 

  • 完成

全体の感じ。

取り付け後の全体の感じ。

ルーフ上では結構小さくみえますね。

ルーフ上では結構小さくみえますね。

これでもかのオーバードライブ。

私の中では結構大成功。
ただの3流アイテムじゃなく多少は実用性があるかな。

夜間のストップランプの感じ。

ブレーキを踏むと思いがけない場所が縦に点灯するので後続車はといったところでしょうか。(笑)

なかなかいい感じに仕上がりました。
当初ハイマウントストップランプ機能をリアワイパーアーム中央に埋め込み、「テールふるLED」として考えていましたが、このアイテムの存在を知って浮気してしまいました。

 

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