納車が遅れに遅れ、その影響で実製作日数が取材日までたったの7日間という鬼のようなスケジュールの中で完成させたということです。
小さいパーツから大きいパーツまで全てが繋ぎ目の無い1枚張り。
ガラスが大半の面積を占めるドアウィンドーの窓枠部分も贅沢に1枚張りです。
強度的には平織より綾織の方が優れているということでレーシングカーでは綾織カーボンクロスが使用されていますが、上から塗装を施さない生地目を素で見せるドレスアップ的要素の場合、この斜めに走る模様を揃えながらの施工は素人の私が聞いてもかなり大変なことだと思いました。
バンパーなどかなり複雑で入り組んだ形状の場所でも生地目が極力崩れないように施工されているのには驚きです。
1枚の平たい生地を立体的に繋ぎ目無しに張る作業。
しかもちょっとした力加減や引っかきなどですぐに崩れてしまうカーボンクロスの生地目。
見事です。
CORRMANN : http://corrmann.net/