おいしいコーヒーの作り方 おいしいコーヒーの作り方
(ペーパードリップで煎れる)。

「特徴」 一番手軽で簡単なコーヒー抽出法です。

好みによりお湯の量や注ぎ方を調整でき、1人分でもおいしくいれられます。

「用意するもの」

・注湯用ポット (口先が細くお湯が垂直に粉に落ちるものの方がよい。)

・ドリッパー (メリタ式{1つ穴}とカリタ式{3つ穴}がありますがここではメリタ式を使います。)

・ペーパーフィルター (漂白していないものを使用。)

・中挽きのコーヒーの粉

「抽出のポイント」

・すっきりしたソフトなコーヒーを好む方は、粉の量を1人8g程度にしてあっさり抽出します。

・濃い苦みのあるコーヒーを好む方は、粉の量を1人12g程度にして十分に蒸らしゆっくりとお湯を注ぎます。

・ドリッパーの抽出液は、最後まで落としきらずに残っている状態で止めます。最後まで落とすと雑味や灰汁などが出やすい為。

「手順」

1 :メジャースプーンなどで、コーヒー粉を1人8g程度に計りペーパーフィルターに入れ表面を平らにします。この時使用するコーヒー粉はできればセットする直前にミルなどで中挽きにしたものを使った方がベスト。

2 :お湯を細く中心からそっと徐々に螺旋状に粉全体に湯がいきわたるまで注ぎ、いったんやめます。

3 :盛り上がってきた粉が十分に膨れ上がる間、よく蒸らします。(20秒程度)

4 :2回目のお湯を内ー外ー内ー外と螺旋状にゆっくり下から抽出される量と同量になるように注ぎます。

5 :コーヒーが適量に達したら、ドリッパー内にお湯が残っている状態でドリッパーをはずします。

これで、喫茶店のような、おいしい香り漂うコーヒーのできあがり。

お水について

日本の名水や、ミネラルウォーターはコーヒーにはむきません。これは、マグネシウムやカルシウムを多く含んだ「硬水」だからです。「硬水」には、コーヒーのおいしさの元となるカフェインやタンニンの苦み成分を抽出しにくくしてしまう働きがあります。水道水はだいたい「軟水」と考えてよいでしょう。ですから、コーヒーには特別な水を用意しなくても十分おいしいコーヒーを入れることができます。塩素の匂いや、カルキ臭は水の沸点以下でも蒸発する性質があるので、ゆっくりと加熱します。


 

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