CAR SECURITY
(海外では CAR ALARM が一般的)

CAR SECURITY

車の所有者なら頭を悩ませる盗難・車上荒らし・イタズラ、これらの行為を現実にされた方は多数おられると思う。
O府は日本屈指の盗難府である。
かつては、私の住んでいるK市などは、プロと呼ばれる窃盗団の活動拠点になっていた。

私の駐車場は周囲をマンションの建物に囲まれ、外部からはいっさい駐車場は見えず、かつマンションの各玄関通路からは駐車場が一望できるので、不審者がいればたちどころに発見できる。
その上、深夜なら小石が落ちてもその音が周囲に反響し予想以上に大きな音となる。
駐車場の出入口は1っケ所しかなく曲がりくねっており、そこを通り抜けてはじめて駐車スペースが見える。
出入口にはリモコンゲートがあり、外部の車の乗り入れは一切できない。
そして、深夜には管理人が見回るが、こういった環境下でも特に車上荒らしには防ぎようがないのが現状だ。
(一度に10台が被害に遭っている。)

そこで、犯罪者にせめて一喝ぐらいはしてビビラシ、あわよくば車を無傷で犯罪者を退散させる事ぐらいはしたいものだ。

そこで、カーセキュリティーであるが、オススメはやはり電気式のものである。でも予算的にみて、本体で数万円位・工賃が10数万円位とくれば、どうしても頻繁に使うカーナビやオーディオの方に予算をまわしてしまうと思う。

Total20万円ぐらいだが、車を自分でアレコレいじる人ならば、1万円から2万円ぐらいで同等以上のものを装備できる。

まず、本体数万円もするのを個人輸入等でアメリカの車のパーツカタログで購入するだけで70ドル(私はこれ位)、工賃は自分で取り付けるのでタダと言う事だ。
(工賃10数万円というのは私は納得できる。と言うのも内張りを剥がして20数種類ぐらいの配線を1本ずつ接続するというのは、ものすごく手間がかかるし時間もかかかる。業者が商売でやるのだったらもっと取ってもいいくらい。)

本体の中を見た事がある人だったら分かると思うが、数万円は取りすぎ。ウォークマンの方が遥かにメカメカしていると思う。
日本の会社が本腰入れて開発すれば、もっと安く売り出されるのではなかろうか。

海外通販で手に入れるのであれば、VALIANTGUARDIAN 911、それ以外ではAUDIOVOX PS−130i。(1997年当時)
911以外は標準でショックセンサー(911はオプション)が付いており、付け方によれば、ホイルのナットにレンチを掛けると反応するようにできるそうだ。

VALIANT GUARDIAN 911 AUDIOVOX PS-130i

VALIANT

GUARDIAN 911

AUDIOVOX PS-130i

 

機能面については何十種類とあるので細かくは書かないが、おおまかには車体への衝撃・ドアやトランク等の開錠を行うと反応するというものだが、ドア・トランクの場合は完全に開けられてしまった場合である。
ショックセンサーの感度を上げるといいわけだが、雨が降ったり、トラックが通っただけで反応してしまうので、誤作動の心配が出て来る。

警報音とパーキングフラッシュ等で周りにアピールするわけだが、警報音は125dbもあるのでかなりうるさい。
ショックセンサーの感度をどこで折り合いを付けるかがポイント。
ドアオープンの場合は付け方を工夫するとショックセンサーやレーダーセンサー等に依存しない形でノブを引くと確実に反応するようにセットできる。(ノブがある箇所全部。)

車の為なら手間と時間をおしまないサンデーメカニックなら自分で取り付けてみてはいかが。
これで今までよりも安心できると思う。
(単なるイタズラ、例えばブロックを投げつけられる等では、やはり被害をうけた後にしか反応しないので役にはたたないが。)

= 追記 =

工賃10数万円の話に戻り上記でも述べたが、専門業者でも丸1日位は時間がかかる。
と言うのも配線の引き回し方や装置本体、各センサー の取り付け方などに、ショップ独自の技術や工夫が盛り込まれている為である。
ポン付け状態なら、車上荒らし等が配線をカットしてしまえば警報音やフラッシュを止め、あとはじっくり作業に取りかかれる。
いかに見つけにくい所で配線カットできないようにセッティングするか、いかに誤動作を減らすかが重要である。

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