LS Pad & Aria Caliper & Rotor

Caliper & Rotor

根本的にブレーキ容量をアップしてみました。

エンドレスパットとスリットローターでもフルノーマルからだとかなりブレーキフィール等はよくなったんですが、1.5フィットや1.3の4駆に使われているブレーキと比べると小さいのでやっぱり大きいのが欲しいなと・・・。

今回はローターのベンチレーテッドの形状が気に入ったのでアリア用ローターと同じくアリアキャリパーに、 Last Station 製のストリート用パッドを組み合わせて変更しました。

ローターのベンチレーテッド形状が微妙にアリアと1.5フィット等とは違い、アリア・ローターの方がよりはっきりベンチレーテッド形状がわかりますのでチラッと覗いた時の見栄えも含めてアリア用を選択。
ってだれもそこまで見ませんね。(笑)

パッドは今年3月にあった「第1回 FFC関西 ドライビングフェスタ 2003 in セントラルサーキット」の参加者で発売前にすでに装着されてサーキット走行された方がおられ、全開で周回を重ねてもフェード等起こさず「最後までよく効いたよ〜。」という感想を聞いていたので、お値段お手ごろの Last Station 製オリジナル・ストリート用パッドを選択。

  • 素材比較と組み付け
ローター。
ローター径。
フィット1.3 (GD1) 231mm
アリア1.5 (GD8) 242mm
(計るの忘れていたので正確な計測値ではありません。)

スリットローターとの比較ですが、スリットローターはGD1の純正ローターと同サイズです。
ローター径で10mmほどの大径化。

冷えそう〜。
ローターの厚み。
フィット1.3 (GD1) 18mm
アリア1.5 (GD8) 21mm

ベンチレーテッドの間隔が大きく冷えそうですね。
Fit1.5(GD3)ローターともベンチレーテッド形状が違います。
しかしパットの当たる面の厚みは薄いので、ローターへの攻撃性の高いメタル系のレーシングパット使用ならすぐ交換かも。

キャリパ、かなりでかいよ。

小さいのがフィット1.3 (GD1) キャリパー。
大きいのがアリア1.5 (GD8) キャリパー。
大きさがこれだけ違うんですが余裕のポン付けです。

パット。

キャリパーが大きいので当然パットの接地面積も広いです。

これだけ違うと軽いタッチでも効きそうです。

簡単加工。

バックプレートの一部がキャリパーに干渉しますのでバックプレートをほんの少し削ります。

キャリパーとローターのオフセットもきっちり出ていてまさにポン付け。

すぺさるつ〜る!。

昔よく使っていたすぺしあるツ〜ル。
自作の一人エア抜き用ワンウェイ・バルブ付きホース。
透明のホースの途中にワンウェイ・バルブを仕込んでいます。(バルブは昔、単車の量販店で購入。)
難点は一人ですると数回踏み込んだだけでリザーバータンクにフルードを追加してやらないといけないことかな。
やっぱり2人の方が楽ですが、 友人がいない場合でも1人で確実にエア抜きできます。
横着してマスキングせずに耐熱塗装したのでローター真っ黒。

滅多につかわんなぁ。

ほとんど使うことがないかもしれませんが、一応車載されているテンパータイヤを装着してみました。
(スペーサーは外して装着しています。)

まったく問題なく装着できます。

中見せて!。

隙間から覗くと10mmほど余裕があります。

ホイルがクローズド状態なので一応装着してグルッと駐車場を走りどこにも干渉がないか確認しましたがまったく問題なし。

<ご注意>
すでに履いてしまっている外品ホイルはデザインによってはキャリパーの大型化によって干渉する場合があるようです。

 

パット・ローターの慣らしも終わった頃には1.3より「しっかりとよく効くなぁ〜。」と。
ローター・キャリパーの大型化によって親指の付け根で軽くペダルを踏むだけで「クンッ!」と効きます。
以前より軽めのブレーキングで止まれるようになりました。
4人乗車では以前はかなり意識して早めのブレーキングでそれなりの踏力がいりましたが、同じく軽く踏むだけで安心して止まることができます。

ってインプレのウンチクがめんどくさいので一言で表現。
効きが「まったく違います!。」

パット・スリットローター・ステンメッシュホース、装着可能ならマスターシリンダーストッパー。
標準装備のブレーキ系を元にいくら強化しても、根本的な”効き”はキャリパー・ローターの大型化にはかなわないでしょう。
オタクっぽく言うとパット以外のパーツは本来、ブレーキの効きの強化じゃなくブレーキのコントロール性の向上が目的ですが。

ラストステーションオリジナル・ストリート用パットですが、ローター温度域が70℃からとなっていますが早朝一発目のブレーキングでもバツグンに効いてくれます。
以前入れていたエンドレスのSSSが0℃からと表示されていましたが、それと同一ぐらいの低温と表示されていてもいいくらい。

ローター温度の上がるスポーツ走行や湾岸等の高速走行から「ガツン!」というハードブレーキングでも「カック〜ン!」と効いてくれます。
ペダルを踏む力加減によって減速Gをコントロールできますので、ブレーキング・コントロールも申し分無しです。

フィット1.3(GD1) にアリキャリローターとLSパッド。
コストパフォーマンスバツグンでしかもポン付け、いざという時のテンパータイヤも装着可能ですのでこの組み合わせはかなりお勧めです。

 

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