LED Courtesy Light

LED Courtesy Light

装備されていないことに気づいてはや1年半。最近いてもたってもいられなくなりお決まりのDIYです。

ドア・カーテシーランプ(ライト)はドアが開いていることを周囲にアピールすることや乗車する人の足元を照らすためなどいろいろな意味合いがあるそうですが、私にとっては単に装備されてるクルマと同じにしたいという欲求のためだけに取り付けてみました。
でも 後付けはほんとに大変です。
苦労すればするほど地味系スパイラルっす。

  • 材料
これええ値段しよる。

1こ前?のオデッセイ用カーテシーライト
部番:34255-SM4-961YA Color:NH293L(要確認)
価格:1400円

ユニバーサル基盤
10 mm径(10パイ)オレンジLED 
標準定格1.9V/20mA 33000mcd 最大定格50mA
15 mA定電流ダイオード
(並列30mA・標準定格オーバー仕様のため。)

  • 作り込み
電極いらない。

ライトASSYを分解。

ピーナツ型電球をはさんでいる電極ステーを飛び出てる分だけ切り取ります。
また、平型ギボシ風のところもほんの少し飛び出ているので、そこも削ります。
基盤裏のパターンとショートしますので。
はじめから入っているマイナス側のダイオードはそのままで。

基盤切り出し。

ユニバーサル基盤を切り出して、表面にリフレクター代わりの鏡面カッティングシートを貼っています。

実はこのシートを貼るか貼らないかで結構違うんです。
目で見て明るさの違いがわかります。
LEDって頭からだけじゃなくお尻(底)からもかなり光が漏れているので、その光をシートで反射させて有効活用します。

綺麗に並びました。

10パイ8発仕様。
明るさを求めたので標準定格電流20mAのLEDに30mA流します。
このLEDの最大定格電流は50mAです。
30mA時のグラフ読み取りで明るさはびっくりの40000mcd超。(桁は間違ってないですよ。笑)

ここ一発のスポット狙い(指向角度4°)でもライトASSYのレンズを取り付けますのでかなり光は拡散します。

ちょっきしですねぇ。

ぴったりカツカツ収まってホンダさん大好き!。
並列15mA CRDに直列でLEDが4発で1系統。
それが並列2系統で8発仕様。
青や白・緑の場合はLED2発直列にCRDで。
その場合はパターンの難しい4系統です。
赤・オレンジ・黄とは駆動電圧が違いますので、4発直列仕様にすると暗くなりますよ〜。

ちなみに手前が5ハイLEDです。

直視厳禁。

お決まりの点灯チェック。
この瞬間がムフフでなんともたまらん。

素の状態での直視は避けたほうがいいです。
以前、デジカメ撮影で直視したらカメラがおかしいことになってしまいましたので。

眼もしばらくはしょぼしょぼになりますよ〜。

かなりいい感じ。

レンズ装着。

このレンズカットは光が上下にかなり広がります。
また、レンズが完全なクリアじゃないのでかなり柔らかい光になりました。

完成。

完成。

ちなみにドアへの装着向きはこの向きです。
下側の帯状のレンズカットがかなり下方を向いていて、地面を照らすような感じで光を屈折させていますので。

  • 加工
フロント・ドア。

フロント・ドアの内張り。

さ〜て、どこに取り付けようか考えました。
で、結局カーテシーの定番の位置に。

フロントドア。

穴あけですが、型紙を作って内張りの梁に合わせてやると、綺麗に水平になります。

リアドア。

こちらはリア・ドアの内張り。

こちらも内張りの梁に合わせてやると水平に穴をあけることができます。

ちなみに内張り固定のピン近くはなるだけ避けたほうがいいです。(私のこの位置ではまったく問題なし。)

裏側。

ライトASSYの裏側。

固定にはボンドやL字型ステーでボルト留めでもいいですね。
私はタッピングビス穴を綺麗に削除してボンド留め。

装着ぅ〜。

内張りへの装着状態でもう一度点灯チェック。

  • 取り付け

運転席ドア

チューブ通しがおもっくそ大変。

このドアと車体とのチューブ内を通すのが至難の業。

盆栽用アルミ針金を使ってもなかなか通ってくれないんです・・・。
また、ドア内はウィンドーが上下スライドしますのでウィンドーで配線を引っ掛けないようにレールの外を回すなど注意が必要。
もちろん配線プラプラじゃまずいですよ。

30分かかりました。

ドアの下に垂れてるのがカーテシーライト用の配線です。

運転席ドアスイッチ。

運転席側のドアスイッチ。
このスイッチの配線(緑)にカーテシーライトのマイナス側(黒)を分岐接続。
カーテシーライトのプラス側(赤)常時電源からとります。
(ミラー装置装着の方は装置用常時電源に分岐接続で構いません。LEDということで消費電力が少ないのと、点灯タイミングがミラーの開閉と同時ということがほとんどありませんので。)

どっち?。

シート横下の内張り内、ボディーサイドを伝ってコルゲートチューブ内に配線されていますので、そこからドアスイッチと同じ配線色を探し出してカーテシーライトのマイナス側(黒)を分岐接続。

ただし、2本ありましたのでヤマ勘で。(笑)

運転席側後部ドア
後部ドアはほんと大変よ。

シートベルトアンカーも外してドアとボディーを繋いでいるゴムチューブ内に配線を通します。
後部ドアの作業が一番大変。手の入るスペースがないのと配線通しの針金がチューブ内をなかなか通ってくれないんです・・・。

この関門をクリアできればあとは余裕綽々。
(30分ほど格闘していました。笑)

後部ドアスイッチ。

後部ドアスイッチ。(灰/茶)

どれどれ。

ボディサイドの内張りを外してコルゲートチューブ内からドアスイッチの配線を探します。

恐らくヒューズBOXのどこかのコネクターからも取れるでしょうね。

こいつかぁ〜。 運転席ドアと同じくカーテシーライトのプラス側(赤)を常時電源から、カーテシーライトのマイナス側(黒)をこのドアスイッチの配線(灰/茶)へ分岐接続。
助手席側ドア&後部ドア
助手席ドアスイッチ。 助手席ドアスイッチ。(灰/茶)
助手席側後部ドアスイッチ。

助手席側後部ドアスイッチ。(灰/茶)

配線は運転席側後部ドアと助手席ドア、そしてこの助手席側後部ドアとは共通です。

内張り、硬いねん。 各ドアスイッチの配線はシート横下の内張りのコルゲートチューブ内にあります。
こいつだな。

ドアスイッチの配線(灰/茶)を探し出してカーテシーライトのマイナス側(黒)分岐接続。
カーテシーライトのプラス側(赤)は上記と同じく常時電源へ。

あとは配線を整理して内張りを元に戻せば完成。

 

えい感じ。

今まで無かったカーテシーライトがあるだけでちょっとはゴ〜ジャス?それともやっぱり地味?。(笑)

4枚やると大変よ〜。

全ドア完成。
ふぅ〜。疲れた。

たかがカーテシーライトですが、ドア内から配線を引き出す作業がほんとに大変。
ドアとボディーの間にあるチューブ内に配線を通すのがほんとに一苦労。
それさえクリアできればあとはサクサク作業できます。


フィットの場合はセキュ装着(全ドア独立監視)もそうですが、ドアスイッチの配線が運転席ドア以外独立していません。(後部左右ドアと助手席ドアが連動)
ですから、仮に助手席ドアだけ開けても左右後部ドアのカーテシーライトまで点灯してしまいます。

カーテシーライトを運転席側後部ドア・助手席ドア・助手席側後部ドアの3箇所を独立させて点灯させたい場合は、各ドアスイッチのラインをカットして3A程度の整流ダイオードを各ドアスイッチラインに挿入し、ダイオードのカソード側(ドアスイッチ方向)にカーテシーライトのマイナス(黒)を接続してやれば、電流が回り込むことがないので独立させて点灯させることができます。

  • イメージ回路
イメージ回路図。 運転席側後部ドア・助手席ドア・助手席側後部ドアの各ドアスイッチ配線(灰/茶)を各ドアスイッチ近辺でカット
5 A程度のダイオードをそれぞれの配線に追加してやる。
ダイオードも向きは回路図の”K”がカソード。
  • 部品
部品。

ドアの開閉時のルームランプや追加しているフットライト、キーリング、その他を含めても3A程度で十分でした。
セキュ等その他電装品のGNDはドアスイッチラインとは併用していなかったので。
正味ドア開閉時のランプ類のみです。
(整流ダイオードは1A以下でもいいですが、大きさが小さいので配線内組み込みでは作業がしずらいので。)

助手席・後部左右ドアの3箇所のドアスイッチラインへ挿入します。

ダイオードを組み込みやすいように、また、いつでもノーマルに戻せるようにギボシ接続にしました。

  • 取り付け
運転席側後部ドア
運転席後部ドア

運転席後部ドアスイッチの配線はここです。

作業しやすいように内張りを外してしまった方が効率がいいでしょう。

運転席後部ドア

ドアスイッチラインをカットしてその間にダイオードを挿入します。

実際のドアスイッチの配線色を確認してください。

運転席後部ドア

ダイオード挿入後、配線を束ねてしっかり固定。

助手席側後部ドア
転助手席側後部ドア 助手席後部ドアスイッチの配線はここです。
転助手席側後部ドア こちらもドアスイッチの配線色を確認してください。
助手席ドア
助手席ドア

助手席ドアスイッチの配線はシート横の内張りの中です。

助手席ドア こちらも実際のドアスイッチの配線色を確認してください。

やっぱりカーテシーライトが各ドア独立して点灯するのはいい感じです。
ダイオードにギボシ端子処理など作業は増えますが、やっておいて損はないですね。

 

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