もちろんホイール変更の際にはサスは関係ありませんが、程よく下がった車高にいっぱいいっぱいのホイールは見た目にかっこよいので先に落としました。
程よく下がった車高にあわせていっぱいいっぱいのホイルを選ぶためです。
車高を下げると、フロントはストラットなので多少キャンバーがつきます。
その分ホイルの上部、フェンダーアーチ側が車体奥に傾くので、ノーマル車高の時よりホイルがフェンダーの奥にはいってしまいます。
そうすると、フェンダーツライチを目指そうとするとスペーサーをかませてホイルのオフセットを外側へ振らなければなりません。
ホイルのセンターを出す上でスペーサー使用はダメダメですが、元気いっぱい湾岸などを走る車じゃないのでとりあえずはOKですが、スペーサー分太いホイルが履けるのでここはやっぱり先に落として正確にどのくらいの幅のホイルが履けるのかデータを収集します。
(ちなみにスペーサー利用でホイルのセンターが0.5ミリずれると時速100キロぐらいからハンドルがぶれだします。また、適正トルクでホイルを固定していても段差を越えるときにガツンとホイルのずれから異音の発生をまねきます。)
例えば、キャンバーがついて5ミリフェンダー奥にホイルが傾いたとします。
内側に5・6ミリほどタイヤが入り込んでもまだ余裕があれば(ハンドルを左右におもいっきり切って、タイヤがどこにも干渉しないでさらに10ミリほど余裕がある場合です。ですからこの場合は全体で15・16ミリ程度の余裕。)、外側に振る分と内側の余裕分で0.5インチ(12.7ミリ)、幅の広いホイルが履けるということです。
ノーマル車高で7Jのホイルであれば車高ダウンで7.5Jのホイルが履けるということです。
どうしてRS-R Ti2000を選んだかというと、
- ノーマルショックを変更しなくてもそこそこの乗り心地でありスプリング変更のみなのでコストパフォーマンスが抜群である。
- その分タイヤ・ホイルに資金を回せる。(たんにお金が無い。)
- RSR製は旧お袋ロゴで3年間ヘタリがなかったこと。
- Ti2000は従来のダウンサスより線形が細いので重量が軽い。(注 ノーマルとの比較じゃないです。)
- 巻き数が多いので直巻きスプリングみたいにバネレートが高くても荒巻きスプリングよりしなやかである。
- そしてもっとも重要なのが、劇的に乗り心地が変化してしまうとお袋にばれてしまうということです。
旧お袋ロゴはサスとホイルの同時交換ができたので、乗り心地の変化はタイヤのせいにできたのですが、今回は16インチで幅がいっぱいいっぱいのホイルで、なるだけ適正なオフセット選びのためにどうしても先に車高を落とす必要があったためです。