スイッチ付テールゲートライト& LED Tailgate Light

スイッチ付きテールゲートライト

FITのテールゲートライトはテールゲートを空けている間、ずっと点灯しっぱなしです。

昼間に荷物をたくさん積み込むときにずっと点灯しているというのは、あの小型なバッテリーがすぐに上がってしまうという衝動にかられていちいちテールゲートを閉めてしまうのはめんどくさい。

ランプは5W球1個なので丸1日点灯していない限りなかなかバッテリーは上がらないと思いますが、それでも昼間に無駄にずっと点灯しているというのはどうも気になります。
また、ゲートを開けっ放しにしたDIY作業でも同じです。

外部スイッチを取り付けようかと思っていましたが、スイッチを取り付けるための車両の内張り加工をしなければいけないので、見栄えがどうも「DIYです。」っぽくなるので却下。
ディーラーに行く用事があったので、ついでに担当サービスマンに聞くと何年か前のビガーやインテグラとかはトランクランプにスイッチが内蔵されているとのこと。
年式が古いのですでに廃車になっているクルマが多数あり、解体屋でも簡単に手に入るそうです。

ちなみに新品価格は1090円
私は担当サービスマンからディーラーの処分車のランプをタダでもらいました。

  • 材料
古いランプ。

結構古い年式のビガーやインテグラのトランクのランプだと言っていました。
部品番号:34260ーSA0ー013(要確認)
価格:1090円

ホンダ車に乗られてた方は見覚えあるかと思います。
担当サービスマンの話では解体屋にいっぱい転がっているそうです。

ダイオード

整流ダイオード。

手持ちがなかったので、FIT標準のテールゲートライトに付いていたダイオードを外して使います。

    <追加情報>

    ストリーム・ステップワゴン用等最近の車種のものがダイオード組み込み型でスイッチ付きです。
    こういう部品は結構他車種共通でしょうね。
    コネクター加工不要のポン付け状態。
    部番:34260-SH3-004 (要確認)
    このコンテンツ下のLEDバージョンで紹介しています。

  • FITの回路図

テールゲートライトにはダイオードが常時電源側に入っています。

単純にライトASSYを交換するだけだと思っていましたが、コンビネーションメータの減光システムラインとアース側が共用されているので、なければ回路的にはまずいです。

ここは素直にダイオードを入れましょう。

  • 加工
純正ランプとスイッチ付きランプ。

FIT純正のテールゲートランプとスイッチ付きランプの本体とは大きさがまったく一緒です。

これなら車両の内張りを加工する必要はまったくありません。
写真では分かりにくいかもしれませんが、FITのランプASSYにはダイオードが入っています。

レンズ加工。

唯一の加工がレンズの段差があるフチの部分をカットします。

これでFITのレンズとまったく大きさが一緒で、内張りのへこみ部分にジャストフィット。

配線。

黒線がアース側、赤線が常時電源側です。

赤線の途中にダイオードを入れています。
ダイオードの向きには注意してください。
帯のある方をランプ側に。

  • 取り付け
純正テールゲートランプ。

FIT純正テールゲートライトです。

スイッチ付きランプ。

スイッチ付きライトです。

配線はコネクターの白/赤が常時電源緑/赤がアース側です。

2倍明るい5W球。

純正テールゲートライトに使われているのは5W球なので、同じ容量の球に交換。

選んだのは2倍明るい5W球です。

このDIYは激安でした。
ほとんど豆球の値段で済んでいます。

テールゲートライトのないグレードで、新たにライトを取り付けたい時はスイッチ付きのライトを選ばれたほうがいいと思います。
もしかするとテールゲートラッチスイッチも装備されていないかもしれないので、ゲートの開閉でランプが点灯しなくてもスイッチ付きでしたら、必要なときにスイッチ操作で点灯すればいいだけです。
接続も常時電源を引っ張ってきて、もう片方はボディーアースするだけでいいですから簡単です。

テールゲートライトの設定のないAタイプにお乗りのkazさんが自車にテールゲートライトを取り付けられました。
その模様がアップされていますので、興味のある方はご覧下さい。
kazさんのホームページ「My Fit's Room


現在の仕様。
スイッチ付き・ポン付け LED Tailgate Light

  • 材料
スイッチ付きテールゲートライト。

ストリーム用のテールゲートライト。
部番:34260-SH3-004 (要確認)

ダイオード・コネクターポン付け。

ダイオードが組み込み済みで、コネクター加工も必要なし。

まさしくポン付けです。

10パイはでかいよ。

白色10パイLEDを6個。
3.5V/20mA 7000mcd

CRD(定電流ダイオード)を6個

比較のために奥のLEDは5ハイ。
10パイとはかなり大きさが違いますね。

  • 作り込み
基盤切り出し。

ライトASSY内に収まるように基盤を切り出します。

表面にはリフレクター代わりに鏡面カッティングシートを貼りました。
貼るのと無いのでは結構光の強さが変わってきます。
LEDの底面側からも光が漏れているので。

カツカツ。

切り出した基盤上にLEDを組み込んでいきます。
今回は光の安定にもこだわりたかったので、
CRD(3.8V)+LED(3.5V)+LED(3.5V)=10.8V
(10mA CRDを2個並列で20mA流しています。)
エンジン停止状態でバッテリー電圧が12Vを切っていてもコンスタントに20mAを流し、LEDの7000mcdの光量を確保するためにLED2個に対してCRDを組んでいます。
10mA CRD は3.8V以上の電圧がかかって初めて10mAの電流を放出しますので。
トータル 3系統で駆動。

イカツイよ。

ライトASSYに組み込みます。

綺麗に収まりますね。
このライトASSYは高さが少なく、10パイではレンズに当たってしまうかもと思っていましたが、ギリギリ高さをクリアできました。

点灯チェック。

お決まりの点灯チェック。

デジカメでの直視はヤバイので斜めから撮りました。
裸眼で覗くと目がチカチカ!。

柔らかいけどそこそこ明るい。

完成。
レンズ越しではかなり柔らかい光です。

蛍光灯のように真っ白ですね。
今回のLEDのロットのせいです。
白はロットにより黄色がかった白や青色がかった白などかなりバラツキがあります。

 

ピーナツ型豆電球。

旧バージョンの2倍明るい5W球。
明るいことは明るいですが黄色っぽいのがね。

白色10パイLED、6発仕様。

白の光がなんともムフフ。
必要十分な明るさで実用性には耐えますね。

インパクト狙い?。 個人的にはレンズカットのないクリアレンズにしたいなぁ。
LEDの形が外部から見える方が物珍しく、インパクトも高いと思うんですが。

たかがテールゲートライトをわざわざLED仕様にしなくてもいいんですが、コダワリということで。(笑)
LEDの青や白、緑は特に高価なのである種贅沢かな。(爆)

 

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