Maker Standard Audio Illuminations LED-izing

純正オーディオイルミネーション LED化

純正オーディオ部のイルミネーションを全てLED化して消費電力の削減を実施。

文字通り全てです。はっきり言ってこれも消費電力の削減にはなりますが、お金はたっぷり消費します。
LEDネタ全般に言えることですが、電球の方がはるかに安いです。
DIYでしかも安く仕上げるというのには逆行していますが、フィルターの通らない純粋な発光色はほんとに綺麗です。
一度しったら病み付きまちがいなし。みなさんもどっぷり嵌ってしまいます。

  • 材料
3ハイ青色LED

今回のLEDも他のLEDネタと色を統一するために青色を使用。

3ハイ青色LED 3000mcd 定格3.6V 20mA 6個
15mAの定電流ダイオード 6個

20mAの定電流ダイオードがどうも行きつけのお店では手に入らないので、今回は15mAを使用することにしました。
取り付けスペースの問題で無難に収めるため。

チップLED

今回お初使用の青色チップLED
大きさは3216タイプかな。

光の強さが48mcdというのは暗い感じがしますが、チップ型では結構明るいかも。

  • 施工

1から6番3ハイのLEDと定電流ダイオードを使用します。

7番は赤色チップLEDを青色チップLEDに入れ替え

液晶パネル。

1番のヶ所です。液晶のバックライトです。
矢印側が(+)です。LEDのアノード(足の長い方)をはんだ付け。
反対側に定電流ダイオードのカソード(帯側)をはんだ付け。
LEDと定電流ダイオードは直列で。

注)画像のLEDは(+)・(-)を反対に間違って接続しています。
修正後の正式画像を撮り忘れ。矢印は正解です。

このヶ所は約8.5Vの電圧が掛かっていました。

基板。

オーディオの操作基板です。

単純に各スイッチとチップ型豆電球?とボリュームが乗っかっているだけです。
操作基板なのでベタGND取りまくりでパターンは単純です。
チップ型豆電球?をはんだこてで取り除きます。

2番のヶ所。

2番のヶ所です。

矢印が(+)です。LEDのアノードを(+)側へ。
一応変更前に電圧を測ったら4.5Vほどでした。
(+)ラインの手前に抵抗がかんでいるので、これで電圧を落としています。
まあ、高価ですが定電流ダイオードを使用しているので、許容量以上の電流は流れないので抵抗値の計算はしなくて問題なし。
サクサクいきましょう。

3番のヶ所。

3番のヶ所です。

定電流ダイオードは基板に寝かせて配置。
立てたままだとこの上をオーディオ本体がかぶさるので、高さ制限にひっかかります。
パターン上のテストピン(はんだを盛っているところ)とショートしないように気を付けて。

4番のヶ所。

4番のヶ所です。

同上です。
電子部品は熱に弱いので、はんだ付けはできるだけ一瞬で終わらせたほうがいいです。
ヒートクリップ(熱を逃がすためのアルミ製クリップ)をできるだけ使用して、はんだ付けの際の熱を直接部品にいかないようにしましょう。

5番のヶ所。

5番のヶ所です。

このヶ所は間違って付けてしまったのでやり直したらブサイクになってしまいました。(画像は正解画像です。)
(+)・(-)を間違うともちろん点灯しません。

6番のヶ所。

6番のヶ所です。

周りの部品とショートしないように気を付けて。
5ハイLEDの方が光量がありますが、基板の穴に入りません。
無難に3ハイでいきましょう。

2番のヶ所。

7番のヶ所。唯一のチップLEDです。

CDが挿入されているときだけ光るLEDです。
ここは標準の赤色で置いておこうと思っていましたが、やっぱりオーディオ部全面真っ青で統一してみるのもいいかなとついでに交換。
ここは定電流ダイオードは使わず、交換のみです。

LEDの飛び出し具合。

LEDの飛び出し具合です。

ちょこっと頭を出すぐらいでいいでしょう。

チップLED。

チップLEDの表がわ(発光部)。

チップは、はんだをほんとに一瞬で。
小さいのですぐに熱がまわります。

チップ型豆電球?。

取り外したチップ型豆電球です。

皮かむりです。いけませんねえ。

パネル裏。

パネル裏です。

透明のアクリルで光が各ヶ所に分散するようになっているので、光の指向性があるLEDでも綺麗に隅々まで光が行き届きます。

あとは点灯チェックし終わったら完全に組み立て直して完了です。

 

完成。

完成です。

イジェクトスイッチ横のチップLEDも液晶も綺麗にブルーです。
エアコン部はしばらく手をつけずにおこうと思っています。
この色のコントラストもいいですね。

このネタは手間はかかりますが、じっくり腰を据えてやればだれでもできます。
技術といえばはんだ付けをできるだけ一瞬で行なうことぐらいです。
部品購入はインターネット上でも購入できるところがあるので、遠方の方でも大丈夫です。

今回は消費電力が電球の約20分の1と少なく、イルミネーションを切ると回路内の蓄電流で一瞬減光してから消灯します。
考えていなかった思わぬ効果でとっても満足です。

 

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