WindowSW Courtesy LED

WindowSW Courtesy LED

ナビ・各リアドアのウィンドースイッチに照明を追加しました。

ドライバーズ・ドアのウィンドースイッチには「AUTO」文字の照明がありますが、それ以外のドア・ウィンドースイッチには照明がありません。
夜間に何気なく各ドア周辺を見渡すと、ほのかな明かりが一切無いことに気が付きなんだか夜間は暗く寂しい感じがしたので照明の追加をしました。

当初は「AUTO」文字みたいに昼間でも常時点灯しているように簡単に済まそうと考えていましたが、だんだん欲が出てきてどうせなら室内灯や追加しているフットライトと同じ動作でロック解除やドアオープンではビカ〜っと光り、減光して消灯。
夜間のイルミ点灯時はポォ〜っとほのかな光、イルミ点灯時でもどこかのドアが開くとまたまたビカ〜っと光り、ドアが閉まるとポォ〜っとほのかな光に戻るようにしてみました。

でもこれのおかげで簡単ですが追加回路が必要になってしまい、作業全般を含めると結構大変な労力を必要とするDIYに発展してしまいました。
特に各ドアへの配線の引き回しが必要で、ボディーとドアを繋ぐチューブ内に配線を通すのがほんとに大変。
内張りもバキバキ剥がさなければなりませんので、かなり気合のいるDIYです。(笑)

  • 回路
回路図

常時点灯させたい場合はイルミ電源の代わりにイグニッション電源から取ればいいです。

A13A14はメーター上のカプラ”A”のドアスイッチの配線。
常時電源は室内灯の減光ラインから取得。
LED アノード・カソードはウィンドーSWに埋め込んだLEDへ。
GNDはボディーアース。
Rは抵抗でイルミの時の明るさを調節。Bラインの可変抵抗の方がボリュームで明るさ変更できるのでいいと思います。
今回は10kを入れています。

室内灯がネガティブ方式(最近のクルマはほとんどネガティブ)なので、
ドアオープン時に+12Vが確保できません。
ですので、単にリレーを1個追加してポジティブに変換しています。
ネガ・ポジの概要はこちら
  • 材料
材料。

リレー・3パイLED・定電流ダイード・整流ダイオード・抵抗・ユニバーサル基盤等。
(画像に無い部品が増えました。笑)

LEDをポン付けで簡単に済まそうと思ってたら欲が出てきて結構いろいろと部品が増えてしまいました。

その他3パイアクリル棒なども使用。

  • 本体
中身。

まだまだ詰められますね。

一旦完成してからさらに部品を追加して変更したので、配置が整っておりません。(笑)

本体完成。

裏蓋を閉めて完成。

今後の拡張も兼ねてLED側への配線を各1本追加しました。
アイデア次第で何かに使えますもんね。

  • ウィンドースイッチ細工
今回のえじき。

ドラーバーズ側のスイッチ以外はまったく同じスイッチです。

内部構造も同じ。

子ウィンドースイッチ
ツメ折れてしもた・・・。

子スイッチの分解ですが、4箇所のツメで留っているだけですがこれが難癖です。

なんとか綺麗に分解とがんばりましたが、結局4箇所のうち3箇所のツメが折れてしまいました。
破壊覚悟がなければ分解は難しいでしょうね。
最後はヤケでしたが。
かなりキチキチなのでツメが1箇所だけですが、とりあえずウィンドー操作時でも支障はなかったです。

シーソースイッチ。

真ん中の土台は5ハイあります。

ツバ無しの5ハイLEDでは綺麗に収まりますが、今度はLEDの高さがスイッチレバーに干渉する恐れがあるので、3パイを配置しました。

LED組み込み。

土台にLEDを配置し、周りのくぼみを利用して定電流ダーオードを配置しています。

また、配線をプレートの隙間から裏側へ通しました。

裏側。

ドライバーズ側のウィンドースイッチの「AUTO」みたいに、単にイグニッション(IG)ONで点灯させる場合は、
A:IG電源
C:GND(アース)
です。(特に”C”は要確認。)
”B”はNC(ノンコネクション)プレートです。
10mAの定電流でも明るすぎると思いますので(夜間は真っ青でした。)、抵抗や10mA以下の定電流(E-352等)で電流を調整するといいと思います。

またまた活用アクリル棒。

3パイのアクリル棒を使用しました。
レバーに穴を空けて挿入しボンドで固定。

アクリル棒は切断面もコンパウンドで磨いて透明にしました。
ほのかな柔らかい光にしたいときは切断面を曇らせばいいでしょうね。

親ウィンドースイッチ
親ウィンドースイッチ。

ドライバーズ側のウィンドースイッチです。

丸いぽっちりを外すと、あとはサイドに4箇所のツメと裏側に3箇所のタッピングビスで留っているだけです。

こちらは簡単に分解することができます。
丸いポッチリはメーターの針外しの要領で簡単に外れます。

基盤す。

基盤です。

4箇所にスイッチがありますが、ナビ側のウィンドースイッチにLEDを追加しました。(LED2)
既にLEDが載っているところはドライバーズ側ウィンドースイッチです。
「AUTO」文字のLEDが載っています。

LED3を間借り。

LED2・3・4は基盤上にパターンが走っていて直列に繋がっています。

LED3に定電流ダイオードを載せました。

LED2の裏。

ナビ側ウィンドーSW(LED2)の裏側です。

ショートには気を付けましょう。

LED3の裏。

後席右のウィンドーSW(LED3)の裏側です。

定電流ダイオードのカソード側から配線を引っ張り出します。
こちらもショートには気を付けてください。

あとは裏蓋の穴から配線を出して完成です。

チェック。

お決まりの点灯チェック。

LEDの光がアクリル棒を伝って素の状態で出てきているのでかなり明るいです。
夜間ではドアオープンやロック解除でビカ〜っと来ます。

  • 取り付け
Aカプラ。

ドアスイッチへの配線はメーター上のAカプラ(20P)に接続。

A13がナビ(アシスタント)・R.リア・L.リアで3枚のドアスイッチへいっています。
A14がドライバーズのドアスイッチへ。
リアゲートまでしたかったらA16にも追加。

常時電源の場所は「LED減光タイプ・フットライト」で。

 

全体の雰囲気。

全体の雰囲気。
ロック解除やドアオープン時はこんな感じです。
イルミ時は遥かに暗いです。
明るいままだと外部から丸見えで恥ずかしいので。

夜間は雰囲気バリバリ。

こちらもロック解除やドアオープン時です。
ピラー部やルーフまで光が届いてライトアップされます。
なんだか幻想的。
画像では暗いですが、実際はかなり明るいです。

結構大変なDIYになってしまいましたが、夜間は照明無しで暗かった場所がポォ〜っと光っているのはなんだか新鮮です。
室内灯やフットライトと連動した動作もかなりいい感じ。
夜間はほんとに綺麗です。
苦労した甲斐がありました。(笑)

 

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