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この日、RAYSが乗ってきたワンBOX。
履かせてるホイルはもちろんRAYS製でした。
タイヤはGOOD YEAR製です。
ちなみに綺麗に前後ツライチ仕様。(笑)
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来年早々に発売されるRAYSのニューホイール。
Sebring ITC sport。
(ドイツ語読みで”スポルト”と読むのが正式名称だそうです。)
このホイルは7J/17インチで撮影。
今更感のある深リムですが、国内はもちろんヨーロッパでも未だ根強い人気なのだそうです。
特にヨ〜ロッパでは世界的に旬なスポコン風のドレスアップでも深リム装着率が高いのだそうです。
世界展開しているRAYSもまだまだ無視することができないデザインだそうです。
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『Sebring』と言えばオーストリアの職人系マフラーメーカーでヨ〜ロピ乗りはご存知の超有名メーカーですが、RAYSとそのSebringブランドの中のそのまたITCブランドのなんたらかんたらで『ちょっと複雑なんです・・・。』とRAYSの営業部課長がおっしゃってました。
画像では分かりにくいですが、リムにブランド名が彫りこんであります。
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こちらも来年早々発売で15インチで広告撮影の
Sebring ITC sport EVO。
最近人気急上昇のスポーク逆反りデザインタイプ。
ホイルメーカーも価格競争激化で自社工場を持っていても台湾で製造されるホイルメーカーが増えてるそうですが、RAYSはこのホイルも自社工場の日本で製造すると言っていました。
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ITC sport と ITC sport EVO の両方とも鋳造品(溶かした金属材料を型に流し込んで作る。)ですが、EVOの方は鋳造でも軽量にするための工夫がされています。
スポーク部の後ろ側(エアバルブの山のライン)が切り立っていますが、こういう形状は型から外すことができません。
少しでも軽量化ということで本来型から外したままでは肉盛り状態のスポークの後ろ側の部分を、強度に問題のない程度までマシンで削り込む処理を施しています。
特に回転運動性能に大きくかかわる円の外周部なのでここの軽量化は効果が大きいのだそうです。
バネ下重量低減の単純なホイルの重量比較では表せない例ですね。
ちなみに同じデザインのホイルを鍛造品(金属材料を打撃や加圧して作る。)にした場合、製造コストはおおよそ1.5倍、販売価格も同1.5倍に跳ね上がると言っていました。
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広告用撮影の1発目は、
乱人(エアロテックジャパン)のデモカー、モビリオ。
後ろのフェリー通過待ちです。
あのフェリーにジ〜っと集中して見入っていたら、地面が動いてる錯覚に陥ってふらついてしまいました。(爆)
とにかくデカイ。
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こんなけったいなカメラで撮影。
ちなみにはちじゅうまんえんだそうです。
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そのけったいなカメラのアングルをパチって当時じゅうさんまんえんで買った Nikon のデジカメでパチリ!。
センターキャップはボディーカラーに合わせてレッドをチョイス。
グッと低い車高にエアロ・ホイル、モビリオもかっこいいですね。
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2番手はラストステーションのデモカー、アリア。
クライアントのRAYSのお二人が広告用のホイルに交換してます。
後日ドイツに高飛び予定だそうで営業マンは忙しいですねぇ。
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なにやら『撮影用ですハートマーク』が書かれた箱を発見!。
持ってきたのがおじさんなので卑猥なモノかと思いましたが・・・。
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中身は黒のホイルナット。
装着ホイルのホイルナットポケットの側壁が”黒”なので同色を装着していました。
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ITC sport から撮影。
ボディーサイドに貼っている装着メーカーロゴも、このホイル名のロゴに張り替え。
ITCロゴのセンターキャップを斜めに取り付けてしまったRAYSさん。(笑)
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カタログ等に載せる画像をトリミング編集する際にウィンドー越しの背景編集までは手間がかかるそうなので、車両の裏には黒い布を被せています。
カメラアングルからは写らないように慎重に被せていました。
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上からと下からの両アングルでの撮影。 |
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撮影確認用のポラ。 |
左サイドは ITC sport EVO に履き替え。
こちらもメーカーロゴステッカーをホイル名のロゴに張り替え。(RECAROの下。)
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けったいなカメラのレンズ。
ほんの少しだけ手前が強調される魚眼なレンズを使っているとのこと。
下に伸びてるワイヤーでシャッターを切っていました。
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けったいなカメラを覗くと映像が天地逆転です。
しかも手前に写りこんでる映像は凄く細かいところまできっちり表現されています。
ボディーに写りこむ離れたところの人影等全て。
持ってるデジカメ画像とは段違いでした。(爆)
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このカメラ用のフィルム。
現像代まで含めて1枚700円だそうです。
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本番撮影です。
ボディー表面に写りこむ風景を黒幕を使って消しています。
写りこんだ映像はコンピューターグラフィック処理で消すことができるそうですが、修正に非常に手間がかかるので原始的ですがこの方法が確実なのだそうです。
4人がかりで持っています。
(くにさん。頭出てるよ〜。)
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アングル的にはこの角度でした。
バックの軽はトリミングで消される運命にあります。
ボディーに写りこんでる景色がありますが、実際は↑の黒幕で消されます。
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次はこのホイルの逆反り具合を撮影したいと急遽RAYS側からのリクエストがありました。
リアにはめてる方がオフセットが浅いのでフロントより逆反り具合がきついです。フロントは+35だったかな?。
(リアは+22だったと思います。)
ちなみにリアのホイルは試作品の1発目の製造だったので、巣穴(空気混入による空洞)の影響で空気漏れがありタイヤがペコペコでした。
ですので急遽ジャッキをリアのアームに掛けて持ち上げています。
最初その状態でエアサスの空気を抜き車高を下げたらタイヤが地面から浮いてしまいました。(笑)
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このアングルも黒幕で写りこみを防止。
大変ですねぇ。
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こちら側ではウィンドーの幕押さえと、クルマの周りに居たらボディーに写りこむということでカメラアングルから死角になる場所で待機しています。
幕を押さえてる人が、『頭、写ってる。』と言われてキツイ体勢のままがんばってました。(笑)
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