ある日のレポ Part VIII REV SPEED 誌編 (2004.2.9)

ある日のレポ Part VIII REV SPEED 誌編

OSAKA AUTO MESSE 2004終了の翌日に、兵庫県にあるセントラルサーキットで取材がありました。

REV SPEED誌という総合チューニング雑誌の取材です。
取材内容は各装着パーツの紹介とJGTCやスーパー耐久等に出場しているレーシングドライバーの『WADA-Q(和田久)』さんが各ショップのクルマに試乗されインプレッションを行うというものでした。

和田久さん
(過去 910RACING RodeoDrive ADVAN Porsche や 88 NOMAD Diablo JGT-1など。)
 
当日の参加者
REV SPEED(ニューズ出版)
和田久さん(WADA-Q)
お袋フィットお買い物

午前の部

仕事じゃない平日はいいねぇ。

朝はさすがに寒かったよ〜。

最終コーナーからホームストレート。
終日貸切で誰も走ってません。

午前中は晴れ間の広がるいいお天気。
山間なので朝の空気はすがすがしくンまい。

ピット裏のAパドックも当然ガラガラ。

というよりも10時集合なのに我々以外誰もきません・・・。

バケツ持ってきて洗車してました。
こうやって見ると直線長いですねぇ。走ってたらあっというまですが。

ホームストレートから1コーナー。
ストレートは677メートルあります。

以前ここセントラルは、
第1回FFC関西ドライビングフェスタ2003』でフィットばかりで走行しています。
コースも綺麗で楽しかった〜。

貸切で余ってる暇な時間、もしかしたら走れることも考えてメットとグローブも用意してきましたが、
去年の『ホットバージョンエビスロケ』とは違い、このときはライセンスが必要で遊ばしてもらえませんでした。

 

アリアは積車に積んで持って来ました。
足をサーキット専用のショックに交換しています。
タイヤはSタイヤ装着。

私とこはお袋が日常の足で使ってるまんま、 バリバリのお買い物仕様で今回はサーキット走行でもバケットも4点もほりこんでいません。
タイヤも普段履きのピレリ・ドラゴです。(爆)

さすがに空気圧やバランス等のタイヤ・ホイルのメンテは念のためにしました。
レーシングドライバーとはいえ他人が命を預けてサーキットを走りますからねぇ。

洗車も終わり爆睡ちう。
編集者とカメラマンがアングル決めて撮影開始。

しばらく後にようやくREV SPEED誌の方々が到着。
挨拶もほどほどに早速置き撮りが始まりました。

Aパドックからぐるりと回り、ホームストレート裏へ移動。
ラストステーション・アリアとうっとこのお袋フィットお買い物仕様との絡み絵の撮影。

車高も高く、外観”素”のお袋フィットがチュ〜ニング雑誌って似合わんなぁ。
やっぱりダイエーの駐車場が一番よく似合いますね。
時間を掛けてじっくり撮っていました。
ちゅ〜にんぐか〜と素。

この日のLSアリアのフロントバンパーは薄型に変更されていました。
縁石にもガンガン乗れる仕様。

現在ラストステーションでは急ピッチでフィット&アリアのエアロ開発をされています。
(取材時のエアロとは形状が違いますよ。)

久しぶりのデルモっす。

雑誌栄えしないので扱いは小さいと思いますが・・・。
まさかカットはしないでね。

早朝洗車の甲斐がありました。
もちろんエンジンル〜ムも磨いたよ〜。

LSの新商品の LS Power Box 装着。
NAエンジンにキノコの組み合わせで起こりがちな低回転域のトルクの細りもなく、ノーマルと変わらずほとんど同程度。
(これってすごいことですよ。)

中・高回転域では『あっはっは〜。』と化ける吸気系パーツです。

もちろんハイカム特性をよりいかすためにセッティングを取り直しました。

メルセ並みにボンネット垂直立ち。

アリアのエンジンルーム撮影。
こちらのパワーボックスにはメッセで出展していたメーカーの新型エアフィルターが装着されていました。

右の一番手前がエアサスメーカー、『ユニバーサルエアー』社長の下田さん。
その影に隠れているのが『ラストステーション』のくにさん。

こっちのエンジンルームは汚かったような・・・。
HYPER REV誌は以前オフにも来ましたね。

こちらは同じ敷地内でHYPER REV誌のNSX特集の取材。

どこのショップorメーカーのデモカーだったかなぁ。

パドックに戻って足回りの撮影。

ってうっとこの撮っても純正流用にスプリングっすよ〜。
といってもWADA-Qさんはサーキット走行後ビックリされていました。(ムッフッフ。)

スポーツ走行用の車高調並みだと言ってました。
でもグラグラしてちょっと怖い。

こちらも足周り撮影なんですが、なんと〜。
ジャッキ1本掛けで後輪のタイヤも外され浮いてます。
固めた足のなせる技〜。

こちらはブレーキ・エアサス・ショックと見所満載の足ですねぇ。

午前中の取材が完了してロケ弁をいただきました。
はぁ〜。お腹ペコペコ。
カラ揚げ弁当に生茶がンまかったです。

いよいよ午後からWADA-Q選手による走行インプレタイムが始まります。

あっという間に完食です。

午後の部

いよいよレーシングドライバーによる各車サーキット走行インプレッション。

ちなみにメッセで本日走ると聞いていました。

積車で登場、やってきました、『5ZIGEN』のフィットです。
待ってたよ〜。

昨日までメッセの5ZIGENブースに飾られてたデモカーです。

メッセ会場でキャンギャルに囲まれて見るのと、実際サーキット場で見るのとでは雰囲気が違いますね。

やる気マンマンでかなりかっこえいぞ〜!。

速そうに見えます。負けへんでぇ。
こ〜なったらリアにもフルバケ入れてくれ。 BRIDEのフルバケに5ZIGEN走りのブランド『ProRacer』と刺繍が入っています。
ハーネスはやっぱり日本の『TAKATA』っしょ〜。

ドア開口部に追加されているロールバー。

おいおい。本気だね。

おおっ!。気合十分。
さすがにきっちり作り込まれていました。

開発中のインテークマニホールドとエアクリBOX。
どちらもアルミ製でゴールドにアルマイト仕上げ。
スロットルはビッグスロットルが装着されています。
バッテリーはドライバッテリーの『ODYSSEY』製。
バッテリーと抱き合わせでこれはオイルキャッチタンクかな。

リリース中のアーシング(ProRacerレーシングハーネス)も装着されていました。

タワーバーの太さもさることながら、肝心の取り付けもしっかりしたものでした。

某社製等のタワーバーはメクラのボルト穴2個を利用しただけの取り付けでしたから。
リリース時はどうなるでしょうか。

また、足は車高調です。

このあたりの作りもさすがです。
前後で100マンオ〜バ〜だって。

ブレーキは『brembo racing』の4ポットキャリパー。
S耐参戦の5ZIGEN ACCORDと同一だと言っていました。
リアもディスク化して2ポットキャリパーです。

それにしてもデカイ。
他のチューニングショップの人たちも思わず『すげ〜。』と言ってました。(笑)

WADA-Q選手によるサーキット走行のインプレッションが開始。

最初に乗車されるのはラストステーションのデモカーアリア。
天候は曇りながら路面は完全なドライです。

プロが乗るのは昨年のエビス以来ですね。
たった数周の間にいろいろ分かるもんなんですねぇ。さすがです。

で、数周走行後のWADA-Q選手のインプレです。

くにさん、ユニバーサルエアーの社長、影に隠れてレブスピード誌のライターの方が感想を聞いてました。

アリア走行後からあっという間に雨が降ってきました。
路面は一気にウェット状態です。
誰やアメヲわぁ〜。

ということで次は岡山県にある
AUTO GARAGE SMILE』のシルビア(S15)です。

さりげなく速そうです。
快音を響かせてストレートをかっ飛んで走っていました。

なに気に速そう。
かっこええなぁ。15はケツからの眺めが最高っす。

走行後のインプレも終わり、カメラマンに撮影される間、直立不動のお二人。
昔憧れたディスコの黒服バリに礼儀正しいっすねぇ。

『トランクスルーバー』というオリジナルパーツの撮影も完了。

さ〜てお次はいよいよ『お袋フィットお買い物仕様』の番です。

FIA公認のレーシングスーツを身に纏い、レーシング・グローブ越しにステアリングを操り、レーシング・シューズでアクセル&ブレーキをコントロール。
顔にはアイホールタイプのフェイスマスクを着用し、頭部を完全に覆ったレーシング・ヘルメット姿で、60過ぎのお袋の日常の足、『ダイエーお買い物仕様』に現役レーシングドライバーのWADA-Q選手が乗り込みます。

乗り降りに秀でた純正シートに深く腰まできっちり座り、いざというときにはロックがかかる純正3点式のハーネスで体をしっかり固定。

エビスでは叶わなかったプロによる試乗。待ってました。
念願かなっていよいよです。

事前の暖気でアイドリングも800で安定。
いざ準備万端!。

周囲を確認し、ルームミラーで後方確認。
さすが現役レーシングドライバーです。
基本に忠実です。

この後、誰も走行していない完全に貸切状態のサーキットを数周走りこんでいました。

お次はセントラルサーキットに程近い、
AQUA』のデモカー新型レガシー(BL5)です。

こちらもいい音をさせて快走していました。

外観に派手さのない大人仕様。
キャリパの製造元はNISSINかな。 AQUAロゴ入りのオリジナル6ポットキャリパーとスリットローター。

こちらもAQUAのデモカー、インテグラ(DC5)。

足はオーリンズの車高調にフロントはピロ化しているとのこと。
キャリパーはお手頃価格のチビ6が入ってます。
エンジン本体はノーマルだったかな。

AQUA INTEGRA
オリジナルエアロもキマってますね。

最後に5ZIGENフィットが登場!。

どんな走りをするか楽しみです。
ベースは1.3でCVTです。

ということでフロントキャンバーバリバリ、
『フロントのブレーキが効き過ぎて怖いィ〜。』と数周走行後のWADA-Q選手の第一声でした。(笑)
ほんのちょっと踏むだけで『カック〜ン!』と効き、即ロックしてしまうそうです。

オートメッセのショーのためだけに装着したと、メッセでほとんど睡眠不足の5ZIGENの担当者は言っていましたが、やはり車重の軽いフィットではここまで大きいローターとbrembo racingというレース専用のキャリパーの組み合わせはハードなサーキット走行でも必要ないようですね。

ちなみにブレーキマスターシリンダーはノーマルのままです。

リアフェンダーの爪折もしてましたが、バンパーの留め金部分が擦っていました。(笑)
サマになってます。

この後、置き撮りをして終了!。

このとき少し離れたところからじっくりリアウィングの形状を眺めていて気が付きましたが、幅はボディー形状にあわせて湾曲し綺麗に流れるようなデザインになっています。
高さもテールゲートより少し高く、ルーフ中央のふくらみからやや低い感じで、真横からのアングルとバックからとかなり考えられたデザインで『マジでかっこえいぞ〜。』と一人ごちてました。

遠めからの眺めが最高っす。

ということでとっても楽しい1日でした。
いろいろなショップのチュ〜ンドをじっくり眺め、いろいろお話を聞き最高でした。

また、全開で走るお袋フィットの姿を第三者の目線でみることがはじめてできました。
LS PowerBoxの奏でる『クウォ〜』というこもったような吸気音と触媒レスのフロントパイプによってabtマフラーが本来持っているエキゾーストサウンドがいかんなく発揮され、高負荷の全開時はとても『お買い物仕様』とは言いがたい『大阪のおばちゃん』並みのサウンドでした。

ちなみにこの5ZIGENの担当者は『Fit Friend's Club』を知ってましたよ。
5月に全国オフがあると声をかけましたが来てくれるでしょうか。

ということで18禁大人のムフフ動画。


番外
生ガス吸ってる5ZIGEN Fit。めっさクサイよ。 SMILE S15
Last Station ARIA WADA-Qさん、熱弁。
WADA-Qさんと5ZIGENさん。 5ZIGEN Fit
2ショット。めったにチャンスがないもんねぇ。記念です。 AQUA DC5
ジャッキアップは5秒フラット。 走りたかった・・・。

 

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